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漢方的なダイエットがうまくいかない原因を分析

漢方を使ったダイエットがうまくいかないのは、証に合わない方法を選びながら、不規則な生活を続けていることに原因があります。
証は体質や病名などを表現するために用いられ、自然治癒力を引き出すことを根本にする漢方医学では、間違って判定することが許されない要素です。

日頃から暑がりで、陽盛の体質になっている人に対して、唐辛子や乾姜などの熱性の生薬ばかりを用いるようでは逆効果になります。
あるいは、体の冷えが顕著な人に対する薬膳処方において、体を強く冷やす生薬を使うこともありません。
専門家の指導があれば良いのですが、自己流で薬膳も含めて実践する場合には、ダイエットの基本からも外れてしまうことがあります。

ダイエットで漢方を使う場合において、圧倒的な即効性を求める場合でも、期待外れになることはよくあります。
便秘を改善するための漢方薬でも、薬効を調和させる生薬も配合されていますから、緩やかな形で効くようになっています。
この仕組みを理解していれば、ダイエット中でも焦ることはなく、体質や体調に合わせながら対処していくことができます。

漢方でダイエットをする場合には、中医学的な伝統にも配慮する形で、5つの季節に合わせて対応しなければいけません。
夏には陽が最も強くなり、冬には陰が最高潮に達する法則に従って、食事の方法にも工夫を加えていくことが大切です。
季節ごとに養うべき五臓が違うことについても、漢方的なダイエットを成功させるためには必要な基礎知識です。

実際に成果が出ない場合には、すぐに諦めることはせずに、現状の体力や気力の状態を把握して対処します。
気が不足して運動も十分に行えない場合には、粳米やハトムギなどの穀物を利用しながら、高麗人参や枸杞子などのスタミナ食材を薬膳で取り入れることも有効です。

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